2021.06.04 13:28黒は似合わないって君が言ったんだ闇の帝王が禁じられた森から歩いてくる。僕はそれを正面玄関で待ち受けていた。傍ではゴイルがいまだに泣きじゃくっていた。後悔したって僕らには何も残らない。今更悔やんだところで魔法界は僕らを許さないだろう。もし仮に、あのお優しいポッターが僕を許したとしてもだ。緑の目が脳裏を横切って、僕...
2021.06.02 11:20愛していたよ、誰よりも- 愛していたよ、誰よりも -「あ、コイツ、僕のこと好きだな」と気づいたのは些細な出来事からだった。気づいてしまってから、ハリーはドラコを見るたび、馬鹿だな馬鹿だなと思うようになった。どれだけドラコが必死になってるか手にとるようにわかって、やっぱりあの日の直感は事実なのだとその度...